デビューおめでとう。

 

 

 タイトルには華々しく「デビューおめでとう」なんて記したけど、本当の気持ちはそんな綺麗なものなんかじゃなくてモヤモヤでいっぱいだし、これから書くことは一人のファンの勝手な愚痴という名の思いだと捉えてほしい。

 

 

 

 

私がPrinceを応援し始めたのは一昨年のちょうど岩橋くんの誕生日辺りの頃で、前々から″岩橋玄樹″という存在は知っていたけどその頃の自分は掛け持ちに抵抗があってただ見る度に「好みだなぁ。」程度にしか思っていなかった。だから昔からずっと岩橋玄樹という人間を応援してきたわけでもPrinceというグループを見てきたわけじゃないから、ジャニヲタ界隈特有の「新規が何語ってるの」とでも思われると思うし、自分でも岩橋玄樹という人間のアイドルとしての下積みのほんの少ししか知らないくせにデビューを心から喜ばないなんてファンとして最低だなと思う。

 

 

デビューはJr誰しもが目指す道で、Jrの世界じゃきっと言わばゴールで、これからがアイドルとしてのスタートなんだと思うし、岩橋くんがそのスタート地点に立てたことは本当に嬉しい。だけどファンとして「Prince」として、princessを引っ張っていってほしかった。

「KING & Prince」の文字を見たとき、頭のどこかで覚悟はしてたけど実際に起きたら頭の中が真っ白になった。今までの「Prince」が無くなってしまった気がして、本当に語彙がないから「嫌だ」って子どもみたいに泣くことしかできなくて、心の底からおめでとうって言えない自分にも、少数派ではあるかもしれないファンの思いを知っててデビューを決めた事務所にもガッカリした。

 

 

 

 

Princeが今まで歌ってきた大事な曲はどこにいくんだろうとか、″princess″というファンの呼び方は無くなってしまうのかとか、これから6人としてどうなっていくんやろうとか、不安だらけで悲しくて仕方ないし、できることなら3人がスポットライト浴びて「prince princess」を歌って、「デビューできたよ。」って心から笑う3人が、岩橋くんが見たかったのが本音だったり。もうきっと叶うことはないのかもしれないけど。

 

このデビューを岩橋くんは納得してるんだろうか。こんなこと考えたところで何も変わらないし、岸くんの「折り合いをつけていかなきゃならない。」って言葉が今なら自分の気持ちにしっくりくる。自分達ファンが折り合いをつけて、色々な複雑な気持ちに区切りをつけていかなきゃならない。だって、せっかく夢を掴み取った6人が幸せになれないから、何より大好きな岩橋玄樹が幸せになれないのは嫌だから。

 

 

「本当に本当なんだなぁ。」って一つ一つ実感する岩橋くんを見たらおめでとうなんか言わないって意地を張ることなんて出来なかった。7年半ずっと掴み取りたかったアイドルとしての道を彼はちゃんと掴み取ったのを私は誇りに思うよ。

 

 

 

 

 

だけど一つだけワガママ言わせてほしい。 今まで歌ってきたオリジナル曲、もうこれから先、Princeの3人としてJrとして歌うことはきっと無いだろうしデビューしてから歌うかも私達には分からないけど、お願いだから3人で頑張ってきたこと、絶対に無かったことにしないで。

 

 

 

 

 

 

本当は3人でデビューしてほしかったよ。

 

 

 

 

 

 

 ファンがこうやって思ったところでもう変えられるものはないけど、6人でデビューするから岩橋くんが変わってしまうわけでも、3人がバラバラになっちゃうわけでもないから、今はまだ心からおめでとうは言えないけど、岩橋くんがいつか言ってた「僕は一生アイドルです。」って言葉に私は私のペースだけどついていくから、アイドルのスタート地点に立ったからには素敵なアイドルになっていってください。

 

 

 

 

デビューおめでとう、大好きだよ。

 

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